ユーモアの意味を考えてみよう

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このページでは赤川次郎さんの作品、「本日もセンチメンタル」について書いています。

検索してこのページにたどり着いてくださったあなたが知りたいことってなんだろう?と私が考えたので、まとめていきたいと思います。

  • 赤川次郎さんについて
  • 大まかなあらすじ
  • どんな人にお薦めか
  • ネタバレ無しのあらすじ
  • 明るくなれるユーモアミステリー

上記の5項目を丁寧に説明していきますので、必要なところだけでも読んでいただければ嬉しいです。

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◆赤川次郎さんについて

1948年2月29日生まれ

福岡県福岡市博多区出身

赤川次郎は本名だそうです。

ホラーや青春、ミステリーなど、たくさんのジャンルを描く作家さんです。

ワープロやパソコンは使わず、手書きの執筆にこだわりがあるというのが素敵な作家さんです。

◆大まかなあらすじ

17歳の女子高生・成屋詩織は強盗事件に巻き込まれた!

あれよあれよと、同い年の啓子と、啓子の赤ちゃんを引き取ることに。

だがなんと、啓子は暴力団ボスの娘!

気づいた時には啓子も赤ちゃんも次々に行方不明…。

大騒動の中でも詩織は持ち前のセンチメンタルさを忘れない、どたばたユーモア・ミステリー。

◆明るくなれるユーモアミステリー

冒頭4ページ読んだだけで、ユーモアたっぷりの赤川ワールドに見事に引き込まれます。


掴みっていうのが、すごく上手ですよね。


肩の力を抜いて、ゆったりと読めるのに、続きが気になって気が急いてしまい、前屈みになってしまうような。

ピンチの中でも余裕のある詩織に注目!
こんな風にピンチも笑ってかわせるようになりたいなぁ〜って思います。
その恋人の隆志とは、波長が合うんだろうな、素敵な恋人同士って感じが羨ましい。
まだ高校生なのに(詩織は17歳・隆志は18歳)もう夫婦のような2人にも注目です。


強盗事件、暴力団のボスの娘、トンデモ事件なのに赤川ワールドのユーモアと主人公たち持ち前の明るさで、とっても楽しく読み進められます。

ところどころ登場する作者にも注目。
括弧書きで作者がナレーターのように出てくるところも好きです。
赤川作品だな!って読んでいて思います。
フィクションなんだってちゃんと実感しながら読めるから、非現実的な事件とユーモアも、おもしろい!って受け止められます。

「神妙にしろ!」
と、花八木は言うなり、詩織の手首に、ガシャッと手錠をかけた。
「な、何するんですか!」
と、詩織が顔を真赤にして、「私は無実よ!潔白だわ!健康診断だって、何も言われなかったのよ!」
「分った、分った」
花八木は、鍵を出すと、詩織の手から手錠を外した。
詩織、キョトンとして、それからムッとした。
「そんなに簡単に外すくらいなら、どうして手錠かけたりするんですか?」
とかみつくと、
「いや、一度かけてみたかったのだ。TVみたいに、パッと容疑者の手首をつかんで、カシャッてことは、めったにないからな。まあ、その練習だ」
「勝手に練習しないで下さい!」

2000年 双葉社出版 赤川次郎『本日もセンチメンタル』98Pより引用

どうでしょう?


こんな刑事(花八木)がいていいのか!?と思ってしまって、笑顔が溢れますよね。


この引用だけでは花八木や詩織の、もっともっと魅力的なところがお伝えできないので、ぜひ気になった方は作品を読んでみてもらいたいと思います。


双葉社出版の双葉文庫(2000年出版)だとページ数は254Pで、台詞が多いため改行も多く、意外とすんなりとページが進んでしまいますよ。


複雑な人物構成などもないので、細切れの読書時間しか確保できないという方でも、軽やかなユーモアと、どたばたミステリーを楽しめると思います。

最後、事件の全てが解決するところは赤川作品らしい見事な鮮やかさです。
マジックを見せられているかのように、数ページでパッと全てがクリアになるので、ポカンとしてしまいます。
その後の余韻が残る時間…。
読み終わった後の時間まで、赤川次郎さんは計算されているんじゃないかと思うくらい、読み終わった後も不思議な楽しい気持ちにさせてくれます。
タイトルの「本日もセンチメンタル」……うん、とにかく良い作品でした。
タイトルに込められた謎は、ぜひ作品を読んでみてください

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◆どんな人にお薦め?

・最近ユーモアを感じていない、なんとなくイライラしがちな人

➡︎赤川ユーモアに酔いしれてみてください!

な〜んだ、なんでこんなことでイライラしていたんだろう?と思えるはず。

・人間本来の温かさを感じたい人

➡︎主人公たちの純粋な生き方を見て、あなたも思い出すハッとするものがあるはず。

・何かにプレッシャーを感じたり、焦燥感に駆られている人

➡︎感情に揺り動かされて生きていくって、側から見たらとっても素敵です。

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この記事を書いた人は・・・
こたママ

30歳、ブログ運営で収入を得たい!専業主婦です。

お花が咲いたま♪埼玉県に同学年29歳の夫と、9歳の愛犬と一緒に住んでいます。
現在結婚1年目、大好きな夫と甘えんぼの愛犬と少しも離れずに生活したくてブログ運営をはじめました。
外で雇われずに2人と1匹、生活できるかな?

何度も同じ本を繰り返し読む読書が大好きです。
犬の鳴き声「わん」と私がブログを書く原動力となっている本(BOOK)を組み合わせて「わんブック」と名付けました。
共立女子短期大学卒業。

軽度うつを経験し文章から離れていた時期もありましたが、やっぱり文章を読むのも書くのも好きで、ブログ運営を毎日楽しんでいます。

2019年6月 わんブック運営開始

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