読書ノートのすゝめ。奥野宣之『読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]』【書評72歩目】

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この記事を読めば、1冊の本から果汁を搾り取るように、より多くのことを学び、成長することができるようになりますよ。

本のタイトルを聞いたときに、

読んだことがあるのは覚えているけど、どんな内容だったか忘れた…

という状態になったことがある人は多いんじゃないでしょうか?

または、読んだすぐ直後でも内容を整理することができず、

どんな内容だったの?

と聞かれても、すぐに答えられなくてしどろもどろになってしまったり。



私も読書が大好きです!

でも、本の内容を覚えていたり、内容を説明したりと、自分の生活に活かすのは苦手…。

つまり、「その場限り」の読書になってしまっているんです。

趣味としてもちろん楽しいのですが、せっかく良い文章に触れる機会があったんだから、その内容を身につけて実生活に活かしていきたいと思いますよね。

小説1つでも、素敵だと思った言い回しがあれば、心にとどめて実際に使ってみたいものです。



そこで今回この記事では、ダイヤモンド社 奥野宣之『読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]』(2013年)から、『第3章 読んだ内容を財産にする「読書ノート」のつくり方』の一部を私なりに紹介したいと思います。

読書は1冊のノートにまとめなさい 完全版 [ 奥野宣之 ]
created by Rinker

例え今までは本の内容をすぐに忘れてしまうような上滑りな読書をしてしまっていた人でも、この記事を読めば、

1冊の本から果汁を搾り取るように、より多くのことを学び、成長することができるようになりますよ。



ぜひ最後まで記事を読んで、実生活に役立てられる楽しい読書体験を送ってください♡

第3章 読んだ内容を財産にする「読書ノート」のつくり方 より

読書ノートで最優先するのは「継続すること」

読書ノートは「続けること」がとにかく大切です!

なぜなら…

何年、何十年と続けることができてはじめて、記録したことを参照したり、詳しい読書ノートをつくったりといった応用が利くようになるのです。だから、「継続できること」はすべてに優先します。

97ページより引用

じゃあ、続けるためにどうしたらいいのかな?

それは、とにかく簡単な記録でいいから読書ノートをつける習慣を身につけること

例えば

「2019年12月1日、『わんブック』読了。ためになった」

だけでもOK!

え? これだけ…?

と思うくらい短くてOKです。

この例の記録なら、12月1日に『わんブック』を読んだことためになったことがわかります。

それだけしかわかりませんが、読書という体験をしたことは記録に残ります

この記録でも、続けるのと続けないのでは大きな違いが生まれるようになりますよ。

応用(詳しい読書記録)の前の、「基礎」と思ってラクな気持ちでつけることが大切ですよ♪

まとめ

読書ノートをつけると決めたなら、どんな短文でもいいから本を読むたびに一言書いてみよう!

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「読書ノートをつくるから」読む

本を読むとき、作業的に読了することを目指しているなら、目的を「読書ノートをつくる」に変えてみませんか?

すると、読書に対する姿勢が変わってくることに気づけます。



なぜなら、読書ノートを付ける前提で読むと、自然とアウトプットを前提とした読み方になるからです。

「人に話すつもりで本を読むと身につく」と言いますが、それと同じで、ノートに書きだすことを意識していると自然と

ここは、この本の中でも重要なところだな

このフレーズは印象的だから、ぜひ記録したいな

と意識が向くようになります。

そのうえ、読書ノートを作るということは時間も手間もかかることなので、

必然的に引用する部分は短く&自分の感想も言葉を濃縮してエッセンスを引き出そうとします。

あれもこれも気に入ったからと読書ノートに書きだすのは、想像しただけで大変ですし、結局どこがどう大切なのかわかりづらくなってしまいますよね。

後で読書ノートを見返したときに、すぐに本の大事な部分の内容がよみがえってくるような素敵な読書ノートにするために、

読んでいる段階から頭の中で読書ノートに書き出す内容を考究しているんです。



読んでいて理解できないところ、興味を感じられないところは読書ノートに記録することはありません。

(「ここは理解できなかった・共感できなかった」などと、あえて問題点として書くことはあるかもしれませんが)

そういうところは、あえて読み飛ばしてもOKです。

理解を深めるところと、浅い理解で読み飛ばすところのメリハリがあると、さらに読書が楽しくなりますよ。

あなたにとって「本のすべてが重要」という本もあれば、「この章だけ理解できればいいだろうな」という本もあるからです。

まとめ

読書ノートに記録すべきエッセンスは、この本のどこに隠されているだろう?

と宝探しをするような気持ちで、読書ノートをつける前提の読書を楽しんでみてください♪

読書ノート書き方のコツ

自分にとって大切なこと」に徹底的にフォーカスして書くことが読書ノートのコツです。



なぜなら、それが一言の感想だけでも、自分の言葉を書ければ読書ノートを作った甲斐があるからです。

書くという行為で、自分の考えや思考を整理することができます。



例えば、恋愛の心理テクニックを書かれた本を読み終えて

なるほど~!

と読書ノートに書きたくなるとします。
そのときに余裕があれば、

ちょっと待てよ? 何が「なるほど」なのかな?

どこを実際に活かせそうと思ったのかな?

さらに突っ込んで考えたら、

心理学に興味が出てきたぞ。

人の心理を理解すれば、恋愛だけじゃなく人付き合い全般に効果があるかも!

さらに関連する本を読んでみよう!

と、どんどん考えが広がっていくかもしれません。

まとめ

読書ノートをつける際は、「自分にとって」どう感じるか? どう考えるか? を大切にしていきましょう!

「ねぎま式読書ノート」のすゝめ

読書ノートに最低限書くことは、3つ。

  • 書いた日付
  • 本のタイトル
  • 著者名

ですが、「もっと詳しく書きたい」「読書体験を深めたい」という場合には、「ねぎま式読書ノート」がオススメだそうです。

「ねぎま式読書ノート」とは、著者の奥野宣之さんが考えた記録方法です。



「ねぎま式読書ノート」では最低限の3つに加えて、次の2つを書き残すものです。

  • 自分にとって重要な記述(抜き書き)
  • その文章に対しての自分の感想(コメント)

まずは本の重要な個所を抜き出して、読書ノートに書き写します。

その際、頭のところに抜き書きであることがわかるように「」印を書いておくと、あとで読み返したときにわかりやすいです。

次に、その抜き書きに対して自分がどう思ったのか? 感じたのか? 考えたのか? を書きます。

このコメントの頭には「」マークを書いておきましょう。

「〇抜き書き」「☆コメント」「〇抜き書き」「☆コメント」…と焼き鳥のねぎまのように、抜き書きとコメントが交互に来るようになります。



抜き書きとコメントを交互に書くのにもちゃんとした理由があります。

抜き書きとコメントを交互に書く理由は、書き写した印象が鮮明なうちに、感想を書きたいからです。
何箇所も抜き書きを済ませてから、前から順にコメントをつけようと思っても、何を考えていたのかを忘れてしまうでしょう。そうではなく、数学の問題を一つ解くたびに答え合わせをやるように、すぐに自分の思考をかたちにしておくわけです。

119ページより引用

コメントは、簡単に「すごい!」や「えー!」「びっくり」などの単語で構いません。

自分の心に何かしらの響きがあったことを記録しましょう。

気の利いたことを書こうと思うと筆が重くなり、読書ノートが憂鬱になってしまう恐れがあるからです…。

まとめ

「〇自分にとって重要な文章」「☆主観的なコメント」をねぎまのように書いて、読書体験を深めましょう。

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『読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]』 :まとめ

ダイヤモンド社 奥野宣之『読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]』(2013年)いかがでしたか?

読書は1冊のノートにまとめなさい 完全版 [ 奥野宣之 ]
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今回この記事で紹介した内容を振り返ってみましょう!

  • 読書ノートは「続けること」に意味がある
  • 「読書ノートをつくる」目的で読む
  • 自分はどう感じる? どう考える? 「自分にとって」に徹底フォーカス
  • 「ねぎま式読書ノート」で読書を深める

あらためて、読書は楽しく続けることが1番だと感じました。

そして、難しい技術に囚われずに自由にリラックスして、読書ノートを作る楽しさも経験していきたいですね!

本書の内容は上記以外にも

  • ノートで「読書体験」をマネジメントする
  • 本との付き合い方が劇的に変わる
  • ノートを読書のパートナーに
  • 必要な本を指名買いする「探書リスト」のつくり方
  • なぜ「探書リスト」で財産にできるのか
  • メモで本選びの主導権を握る
  • 自分をつくるノートの「読み返し方」
  • 読書体験から自分の考えをつくる
  • アウトプットするから財産にできる
  • 読書体験をより充実させる20のアイデア

などなど、読書をより自分のものにするためのテクニックと心構えに関する内容が満載になっています。

  • 読んだ本の内容を覚えていられない人
  • 読んだことが身についていない気がする人
  • より多くのことを学び、成長したい人

にオススメの1冊です。

読書ノートは知識を増やすための強力な手助けになりますよ。

気になったら、ぜひ本書を購入して読んでみてくださいね♡

読書は1冊のノートにまとめなさい 完全版 [ 奥野宣之 ]
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こたファミリー
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最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!

感想や質問などございましたら、お気軽にお問合せください♪

これからも、お役に立てる記事を書けるようにがんばります!

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この記事を書いた人は・・・
こたママ

30歳、ブログ運営で収入を得たい!専業主婦です。

お花が咲いたま♪埼玉県に同学年29歳の夫と、9歳の愛犬と一緒に住んでいます。
現在結婚1年目、大好きな夫と甘えんぼの愛犬と少しも離れずに生活したくてブログ運営をはじめました。
外で雇われずに2人と1匹、生活できるかな?

何度も同じ本を繰り返し読む読書が大好きです。
犬の鳴き声「わん」と私がブログを書く原動力となっている本(BOOK)を組み合わせて「わんブック」と名付けました。
共立女子短期大学卒業。

軽度うつを経験し文章から離れていた時期もありましたが、やっぱり文章を読むのも書くのも好きで、ブログ運営を毎日楽しんでいます。

2019年6月 わんブック運営開始

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