【速読でカテゴリ分け】佐藤優「読書の技法」【書評Lv.64】

この記事は約6分で読めます。
このエントリーをはてなブックマークに追加 にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

読書と言えば、自分の好きな本を読む人も、仕事や学校で必要に迫られて読む人もいますよね。

どちらにしても、忙しい現代人が時間を効率よく使って要領よく読むにはどうしたらいいでしょうか?



たくさんの本を読んで、自分の知らない世界を広げ、知識を深めていく作業はとても気持ちのいいものですよね!

私も読書が好きなので、自分のお気に入りになる1冊にもっと出会いたいと思って日々読書しています。



本屋さんに行っても図書館に行っても、すでにたくさんの本が置かれています。

それらはどんどん目まぐるしく配置を変え、とても読み切れないほどの新刊が続々と発売しています。


そこで今回この記事では、東洋経済新報社 佐藤優「読書の技法」(2012年)を参考にして、たくさんの本の中から自分に必要な本をカテゴリ分けする「超速読」の技術と、目的を持って読み進める「普通の速読」の技術について紹介したいと思います。

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門 [ 佐藤優 ]
created by Rinker
¥1,650 (2019/12/09 12:15:15時点 楽天市場調べ-詳細)

今まで「難しい速読」で挫折してきた人も、「超速読」なら試し読みの感覚ですぐに実践できますよ。

ぜひ、本書の「超速読」と「普通の速読」を活用して、たくさんの本を読んで知識を増やすことに役立ててみてください!

スポンサーリンク

「超速読」と「普通の速読」

超速読」…400ページほどの本を5分程度で読む技法
普通の速読」…400ページほどの本を30分程度で読む技法

「超速読」は試し読みと思いましょう!

5分で全体をなんとなく把握し、4つのカテゴリに分けます。

①熟読する必要があるもの
②普通の速読の対象にして、読書ノートを作成するもの
③普通の速読の対象にするが、読書ノートを作成するには及ばないもの
④超速読にとどめるもの

77ページより引用

「普通の速読」は1冊を30分で読み終えた後、30分かけて読書ノートを作成すれば着実に知識を自分のものにすることができますよ。

最初は負荷が大きいかもしれませんが、慣れれば今まで読書に2日や3日かかっていたものが、1時間で終わるようになり、とても効率が良くなることがわかると思います。

まとめ

「超速読」=5分
「普通の速読」=30分

最初は「超速読」のほうが圧倒的にやりやすいので、カテゴリ分けをしてみよう!

「超速読」の技法

最初と最後、目次以外はとにかくページをめくる

準備するもの
  • シャーペン(鉛筆)
  • ポストイット
  • 最初の頃は、時計

1冊を読み終えるのに5分以上かけないことを心に誓ったら、時計を確認して、いざスタート!

まずは序文の最初1ページと、目次を普通に読みます。

その後のページは、とにかくひたすらめくる!!

そして1番最後の1ページを読んで終わりです。



この作業では、本全体の印象をつかみます。

その本で自分が読むべき箇所のだと思うところも、感覚でつかめるようになるはずです。



ページをひたすらめくるときは、文字を追うのではなく全体を大きな気持ちで「見る」ようにしましょう。

強調文字(太字やゴシック体)になっている箇所は重要な部分なので、気にするようにしてみます。

他にも、ページをめくりながら自分の中で

「ん!なんだか気になる!」

と気になる文字や箇所が出てきたら、シャーペンで丸く囲むなどの印をつけて、ポストイットを貼るか、本の端を折っておきましょう。

それがめんどうなら、とにかく自分が後でわかるように何か目印になるものがあればOK!

後でまた読み返したときに、その部分は丁寧に読み込む必要があるということが一目でわかりますよ。

まとめ

最初と最後の1ページと、目次以外は「見る」。

本全体の印象と、特に読むべき箇所の見当をつけるために、とにかくひたすらページをめくりましょう。

「超速読」の目的は2つ

自分にとって有益な情報が書かれている本かな?

時間をかけて読むべきかな?

と仕分けをする目的と、

この本はこの部分を重点的に読もう!

この部分だけ読めばOKだな。

という当たりをつける目的があります。



ただし、本を仕分けする作業には、ある程度の基礎知識があることが必要不可欠です!

だって、グルジア語を全く知らないのにグルジア語で書かれた本をいくらめくっても、自分に必要なのかどうかも全くわかりませんよね。

全く基礎知識のない分野の本は超速読をしても、仕分けすることは難しいでしょう。



当たりをつける際には、本を「汚く読む」のがポイントです。

5分という制約の中で、気になった箇所が後ですぐにわかるようにするためには、シャーペンで囲ったり、ポストイットを貼ったりページの角を折ったりしていきましょう!

まとめ

「超速読」の目的は、仕分けることと、当たりをつけることです。

「普通の速読」の技法

完璧主義は捨てて、目的意識をハッキリさせよう

ポイント
  • 「完璧主義」を捨てる
  • 明確な「目的意識」を持つ

本の内容を100パーセント理解しようとする「完璧主義」は捨てて、自分に必要な部分を得られることを目的としよう!



明確な「目的意識」を持つというのは、「どのような読み方をするか」ということです。
例えば、宅建の参考書ひとつでも、その参考書で

  • 自分自身が学ぼうとしているのか
  • 得た知識を人に教えようとしているのか

で、読み方(読んでいる最中の頭の使い方)が違うことがわかりますね。

まとめ

「完璧主義」を捨てて、明確な「目的意識」を持って読もう!

雑誌の場合は筆者を確認

雑誌の記事や論文を読むときには、筆者が誰かで判断しよう!



雑誌は大勢の人が執筆しているというところが特徴で、その中には論理がもつれていたり、貴重な時間を割いてまで読むに値しない文章がある場合もあるからです。

定規を当てれば1ページ15秒で読める

「普通の速読」は、文字をできるだけ速く追う速読術です。



市販で速読術の本がたくさん売られていますが、速読術の技法はいろいろなものをどんどん試してみて、自分が1番文字を追いやすい・自分に合っているものを取り入れてみましょう。



速読で1番時間を無駄にするのは、内容に引っかかってしまって同じところを何度も読んでしまうことです!

そこで、そんなロスを避けるために用意するのが定規。

縦書きの本なら、定規を右手で持って右の行(読んだ行)に当てながら読めば、同じ行を何度も読むことを防ぐことができます。

その際、定規は一定のスピードでどんどん左にジリジリと寄ってこさせましょう。

まとめ

定規を当てながら、文字をできるだけ速く追う!

用意する道具はシャーペンとポストイット

「超速読」のときと同じように、

  • シャーペン
  • ポストイット

をすぐそばに置き、気になった部分には印をつけましょう!



そうすることで、より自分の知識として定着しやすくなりますよ。

スポンサーリンク

おわりに

いかがでしたか?

「超速読」と「普通の速読」を使い分けて、効率よく本をカテゴリ分けし、自分に必要な知識を吸収していってみてくださいね!

本書では他にも

  • 多読の技法
    著者がどうやって大量の本を読みこなすようになったのか?
  • 熟読の技法
    本にも簡単に読める本と時間がかかる本がある!
  • 読書ノートの技法
    「ノートを作る時間がもったいない」には徹底反論!!

などなど、読書をもっと楽しむなら知っておきたい情報が盛りだくさんです!

気になったら、ぜひポチッと購入して読んでみてくださいね♪

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門 [ 佐藤優 ]
created by Rinker
¥1,650 (2019/12/09 12:15:15時点 楽天市場調べ-詳細)

こたくんファミリー
こたくんファミリー

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!

このエントリーをはてなブックマークに追加 にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
この記事を書いた人は・・・
こたママ

30歳、ブログ運営で収入を得たい!専業主婦です。

お花が咲いたま♪埼玉県に同学年29歳の夫と、9歳の愛犬と一緒に住んでいます。
現在結婚1年目、大好きな夫と甘えんぼの愛犬と少しも離れずに生活したくてブログ運営をはじめました。
外で雇われずに2人と1匹、生活できるかな?

何度も同じ本を繰り返し読む読書が大好きです。
犬の鳴き声「わん」と私がブログを書く原動力となっている本(BOOK)を組み合わせて「わんブック」と名付けました。
共立女子短期大学卒業。

軽度うつを経験し文章から離れていた時期もありましたが、やっぱり文章を読むのも書くのも好きで、ブログ運営を毎日楽しんでいます。

2019年6月 わんブック運営開始

こたママをフォローする
書評
わんブック
タイトルとURLをコピーしました